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PTA総会校長挨拶

ホームページに不具合があり、しばらくお休みさせていただきました。復活第一号は、出席できなかった皆さんのためにPTA総会での挨拶を紹介します。


保護者の皆様、本日のPTA総会、学習参観、そして、懇談会等にご参加いただきましてありがとうございます。
小松島支援学校が開校したことに伴い、本校から多くの皆様を送り出すとともに、学区の編成替えにより、名取支援学校から20名を超える新しい仲間を迎えることとなりました。加えて、改修工事の終わった小学部校舎利用開始に伴い、長命ケ丘分教室で学んでいた皆様も戻って来ました。言わば、新しい光明支援学校の形が作られ、再出発したとも言えるのではないかと思っています。
これまで高等部の皆さんが教室として使っていたプレハブ校舎4棟のうち3棟が6月末を目途に解体される運びであり、教室不足解消に向けた一歩が踏み出せたと思っています。とは言え、公道を挟んでの小学部、そして、中学部・高等部の校舎、一体感のある安心・安全な学校づくりは、新しい光明支援学校の大きな命題と、強く認識するところです。

この安心・安全な学校づくりに関連して、2つの話題を紹介します。
一つ目、私たち教職員は、第1回職員会議の冒頭、黙祷を行いました。平成24年度の給食時における摂食中の事故を、私たち光明支援学校で働く者、一人一人の教訓として心に刻み、事故防止を心に誓い合ったところです。
二つ目、今週月曜日の放課後に、教職員防災訓練を実施しました。お子さん方も一緒の避難訓練実施前に、より安全な避難方法や対応の在り方を検証しておくためのものです。緊急時一斉メールの配信やホームページで告知する方法、自家発電装置の使い方講習などを行いました。もしもの時の、お子様の引き受け者の確認等、御協力をお願いします。

ところで、「人一人の命は、地球よりも重い」と語った方がおられます。保護者の皆様は、命と教育、どちらが重いとお考えでしょうか。
都立墨東病院救命救急センター部長の浜辺祐一さんは、年間2,000名前後の救急救命にかかわるそうですが、次のようなことを述べています。三つあります。
一つ目、「命」はとても脆(もろ)いということ。
二つ目、逆に「命」はとても強いということ。だから手が抜けない。可能性にかける。
三つ目として、「普通に生きているということは、どれだけありがたいことか」ということ。この三点です。

本校のお子さん方の中には、必死で命をつないでいるお子さんがいます。重度な障害があっても、学ぼうとする意欲が教師側にもびんびん伝わってくるお子さんがいます。
ですが、体調不良の時は、熱を出したり、心拍が弱かったり、早かったり少なかったりします。普段はとても元気一杯で活発なお子さんが、顔色が悪かったり、妙に大人しく微熱が出たりすることがあります。
それは、「僕は、私は、勉強もしたいけど、今日は、お母さん、お父さんとおうちで静養したいんだよ」「身体が疲れているんだよ」というシグナルです。
そんな日は、無理をさせないでください。病院へ連れて行って健康を取り戻す方策を親御さんが取ってあげてください。おうちで静養を取らせてあげてください。
「命」は、とても脆いものなのです。
「命」は、一時の教育より、ずっとずっと重いもののはずです。

少々長くなってしまいました。もう一つ、この場をお借りして、保護者の皆様にお願いがあります。本校では、お子さんの将来を見据えた教育の充実のため、「個別の指導計画」や「個別の教育支援計画」を作成しています。今年度も、担任を中心に、保護者の皆様とこれらの改訂作業や新入学の皆さんのための新規作成を実施します。
その作成のための情報提供や御意見等、御協力をよろしくお願いします。

本日のPTA総会、学習参観、教育懇談会が、実り多いものになりますよう御祈念し、校長挨拶といたします。


【PS】「今年度から教頭が3人になりました」等、情報も付け足しました。総会に参加された方々だけが得られた耳より情報もあったかも知れません。